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4-1 過誤調査の手順一覧

1)全ての疑惑の箇条書き書き出し一覧
2)カルテ整理〜再複写とタグ(見出し付箋)付け。
 再複写が必要なのは、調べながら書き込んだりすることがあるため。元の複写カルテを残しておかないと、医師にみせるときなどに不都合になる。
3)看護記録整理〜再複写とタグ付け。
4)経過表の作成
5)カルテ・看護記録等の全翻訳
6)病名の調査
7)薬の調査
8)手術・検査等の調査
9)関連項目の医学論文の調査
10)該当する専門医学書の調査
11)全過誤疑惑の総点検
12)医師の助言(単発質問)
13)医師の助言(カルテ精査)
それから、やっと。
14)弁護士との相談
 カルテの証拠保全をした弁護士でもいいが、他にもあたっておく。セカンドオピニオンを確保できたほうが良い。
 証拠保全後、そのままその弁護士に調査を依頼しておくことが多いのですが、そんなのは信用しないこと。自分で上記の作業をやる。どのみち、弁護士には1年くらいはほったらかしにされます。
 弁護士との相談というのは、医療過誤かどうかを聞くことではありません。そんなこと他人に聞くから妙なことになるのです。弁護士に医療のことを聞いたってどうせ知りゃしません。
 そうではなくて、自分の手足として使えるかどうかを見極めるために弁護士と会う。相談料という金を払っての人物査定をやるです。弁護士というのは、自分の側が悪いのはわかっていて、「どう考えたって、お前が悪い」と言う人たちなのですよ。信用できる人間だとはとても思えない。
 裁判外交渉にせよ、提訴にせよ、やってもらうのではなく、自分を手伝うよう説得するのです。

 同時進行でやるものもあるが、概ね、この順。