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青い鳥 トップページへ戻る > 2 疑惑の段階 > 2-1 騒ぐな。詰問するな。信用して日記をつける >

2-1-4 退院後/抗議をするな

 疑惑にけっこうな確信をもったとき、病院や医師に抗議をしたくなるものです。
 それ、駄目です。やっちゃ駄目。これもカルテを改竄してくださいと言うようなもの。抗議というのは、裁判所の証拠保全手続きを執行して、十分に調査してからやること。

 僕の従兄弟なんか、よりによって医師会に抗議に行った。
 葬式で親戚が集まったときに、そんな話が出た。まさか僕が医療過誤に詳しいとは知らなかったわけで。なんだよ、それって感じ。裁判をする相手は、医師会の損保弁護士ですよ。賠償の扱いを決めるのは医師会ですよ。

 抗議の後、彼は著名な弁護士に相談して、いざ鎌倉と証拠保全をやりに行ったそうな。そしたら改竄済。あたえまえだわな。
「説明と違うことが書いてある」と言っても、何の証拠もない。妻の証言? そんなもん、証拠価値なんかあるかい。「いや。だけど、僕は間違いなく聞いたんだ。でなきゃ、こんなことするわけない」あかんわー。それ。そう言ってるのお前と奥さんだけなんだもん。日記もなにもない。もちろん、録音などしてるはずがない。

 なんでそんな妙なとこに抗議に行ったのかと聞くと、信頼している医者の知り合いに相談したら、「とんでもない話だ。そんなもん抗議せんといかん。医師会に直接言いに行くべきだ」と力説されたらしい。話の様子では、その医師は全くの善意だった様子。お人好しというか、見事な善人というか。だから、人に信用されてるんでしょうけども。

 で、本人は後遺症を負っているし、訴訟は苦しそうだったので、困ったなあと思っていたら、都合がいいというかなんというか、委任した弁護士が彼を怒らせた。弁護士は、あなたはそう言うけど、カルテにはこう書いてあるじゃいですか、とやったらしい。彼にとっては、弁護士が医師を擁護するように映ったのは想像に難くない。またその言い方がカチンときたんでしょう。彼は、あんな弁護士と話なんかしたくもない。裁判なんかやめだ。やめ。
 ああ。こういう納得の仕方もあるんだなあ、と思った。カルテを念入りに検討すれば、あるいは何か出てくる可能性もなきにしもあらずだが、今後の苦労を思うとねえ。

 話は戻すが、行政には、医療安全ナンタラとか医療相談ナンタラカタラという窓口がある。厚労省の出先機関だったり、地方自治体の相談窓口だったりする。そういうとこへ告発にゆく人もいる。  ところが、これがにっちもさっちもいかないところ。「では、病院と相談してみましょうか」って、んな、馬鹿な。
 その病院がおかしいから、調査して取り締まってくれと言っているのだ。相談してくれと頼んでいるのではない。自分でもう既に交渉したけど、らちがあかないから、なんとかしてくれと言っているのだ。証拠も持っている。
 なにをやってる部署なのか知りませんが、どうしようもないところなんです。書類まわしてるだけ。権限などは何もない。名称だけ。
 こういう窓口も、結局は、改竄促進センターのようなものなんです。病院を取り締まる機関は実質的にはどこにもないんです。

 また、一般の人が言う「証拠」は、カルテを前にしたとき、ぶっ飛びます。
 どっちが信用できるか? そんなの医者に決まってるでしょう。それが裁判官の頭のなかなんです。