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1 闘いの前に

 このホームページでは、これから医療過誤裁判に立ち向かおうとする人や現在医療裁判のただなかにいる人が、さまざまな場面で出会うであろう事態に対して参考になればと思うことを書いてゆきます。
 気分を害す方々もいらっしゃるでしょう。でも、ご自身の生き方が良いと思ってるならかまわないではないですか。はっきり書かないとわかんないんですよ。医療過誤裁判の仕組みは。
 親しくしている弁護士のなかには、これを絶対読まないと宣言している人がいます。「どうせ、悪口書いてるんでしょう。気分が悪くなるから読まない」と。なかなか物事を見る目があるようです。
 でも、本当の話しか書かないというだけのことなんです。

 僕たちは医療にも法律にも素人で、知識もわずかです。間違っていることもあるかもしれません。信用するしないは読者の勝手。
 しかし、「この馬鹿野郎!」と感じる点では、間違ってはいないと思うのです。あたりまえです。誤解であろうと曲解だろうと自分の気持ちなのですから、文句を言われる筋合いはありません。

 このホームページはどんどん追加修正をしてゆきます。いちいち加筆箇所などは示しません。実際に体験したこと、見聞したこと、調べたこと、書式や参照文献もできるだけ掲載して、どんどん成長させてゆきたいと思います。

 書式を掲載するということは、わかりますね。「あんたのひまわりバッヂを貸せ」ということです。
 なにも弁護士先生らの専売特許を盗ろうということではない。それほどまでにコミュニケーションは不足しており、食い物にされている原告が多い、という意味です。まともな先生方は、なにも心配することはありません。高度な専門知識と経験がものを言うプロの真似など一朝一夕にはできません。

 被害者の側では、この点を聞きたいとか、この点に苦しんだとか、当事者でないとわからないことがたくさんあります。メールを下さい。ここはこのように間違っているというご教示も頂ければありがたい。できるだけ対処したいと思います。
 いや。なに。たいしたことは書きません。あたりまえのことばかりです。けれど、あたりまえのことこそ難しいのです。一般にはほとんど知られていないのです。だから、誤解と偏見に満ち満ちているのです。