×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

ammsa

Apple Medical Malpractice Support Association for Victims and Families

青い鳥 トップページへ戻る > 1 闘いの前に >

1-1医療ミスとは何か?

 医師の言う「医療ミス」とは、間違いや失敗のことではない。だいたい、こんなわけのわからん日本語を使うから、納得できない人が出てくる。

 人間に完璧はない。100%治ると言い切れるものはない。99%が成功する治療なら、残り1%は必ず失敗する。病気のほうが強くて予想外に増悪するような見込み違いもあれば、手術手技の失敗だってある。うっかり見落とすことだってある。
 それは、医療人にとっては「ミス」にほかならない。これをミスと呼ばぬのなら医療の発展はない。しかし、それはその医療人にとっての限界点であって、医療界にとって克服すべき課題だというだけのこと。

 このような「ミス」によって治療がうまくゆかない場合、それは合併症と呼ばれる。避けられないものと解される。「ミス」は「合併症」という言葉に置き換えられる。おかしいやないか。何故に置きかえるのか。ごまかしていると言われてもしかたがない。

 では、「医療ミス」はどのようなときに使われるのか? それが「期待できる医療水準」というもので、病院や医師、状況によって異なる。町の医者と大学病院とは水準が違ってあたりまえ。高度な撮影機がある病院と何もない医院では、診療能力に違いがあって当たり前。そのうえで、期待できるはずが期待できなかったとき「医療ミス」となる。

 さらに、「医療ミス」が、賠償に値するかどうかという問題がある。失敗と賠償は別なのである。「ごめん」で済む失敗とそうでない失敗がある。
 して。賠償との分岐点はどこにあるのか? それを決めようとするのが、医療裁判である。なんでこんなことを僕らが決めないかんのかとは思う。