活動内容 我ら共に受けて立たん
医学にも法律にも素人の有志が主体となって、隠された事実と格闘する相談者に、医療や訴訟についての意見や情報を提供します。
この助言や調査情報は、疑惑を持つ患者とその家族から、また、医療訴訟中の原告からの相談を元に、本会を主体として行います。
そのために、相談者の意思にそった活動であるにしても、必ずしも相談者の要求に合致した情報提供ではありません。
さらに、その結果知り得た普遍性のある情報を公開してゆきます。そうして、ひとりの原告の苦悩を社会へ橋渡しします。
また、この活動に共鳴する医療・法曹関係者の連携を促し、一般への医療過誤問題の知見を深め、個人的にも社会的にも、よりよい解決を模索します。
私たちは、医師なら3秒でわかることも、素人が3カ月かけて調べてから、医師に尋ねる姿勢を基本としています。
私たちは、手弁当のボランティア集団です。各自が本業の合間に活動しているので、時間や資金、労力や能力はわずかであり、残念ながら全ての相談を受ける力はありません。
全国からのメール相談を中心に、理事会にて取り組み事案を決定しますが、ひとつの事案だけで、どんなに簡単な調査でも、最低3ヶ月程度はかかります。
まれに、詳細に行なう場合がありますが、その場合は、診療録(医師カルテ・看護記録・各種検査表、画像フィルム)及びレセプト、あるいは裁判記録を検討しますので、当該複写を郵送して頂きます。
また、私たちは患者側の支援ですが、縁のあった協力医が裁判の被告となった場合は、医師側を支援します。医師側につく場合、当該訴訟の原告からの相談は受けつけません。
支援履歴
小児急性脳症事案 調査 助言
胸郭出口症候群事案 調査
複合局所疼痛症候群事案 誤解解消 治療促進
幼児カニューレ裁判 助言 高裁 敗訴
新生児心不全裁判 助言 最高裁 全面勝訴確定
経鼻的胃管誤挿入事案 助言 最高裁棄却 敗訴
大腿骨骨折事案 調査
アナフィラキシーショック事案 助言
脳出血事案 助言
某手術事案 助言 他等
理事・参事・監事の紹介/各員の取組履歴
代表理事 竹内彰一
理 事 藤本由紀子
理 事 松永篤子
理 事 ミーメ
参 事 ヤッタラン(薬理学・歯科医)
参 事 スリーピングベア(麻酔指導医)
参 事 ブラッキー(臨床検査技師・医学博士)
監 事 兼松(運営監査)
監 事 中村(会計監査)
【各員の取組履歴】
国立がん研究センター東病院事故隠蔽事件 告発者 戦闘中
インプラント裁判 原告 地裁和解
自動車損保血液鑑定裁判 原告 高裁和解
一宮身体拘束裁判 控訴審原告側弁護会議 映像制作 高裁逆転勝訴 最高裁再逆転敗訴
救急医療裁判 原告 最高裁棄却 敗訴
食道破裂裁判 原告 最高裁棄却 敗訴
ガス壊疽大腿部切断裁判 原告私的代理 地裁和解
抗癌剤過剰投与事件 刑事裁判 検察側調査 執行猶予付実刑確定
全身麻酔合併症裁判 原告側 地裁勝訴
医療事件以外
障害者逸失利益裁判 支援会 意見書作成 HP作成 地裁和解
http://smile.sa-suke.com/
ホームレスによる暴行傷害刑事裁判 控訴審被告側弁護会議 映像制作 高裁有罪 罰金刑(拘束期間日当で相殺)
他、労働事件、市民運動の裁判支援、日常的に多数
林檎の会の規約
第一条 名称
1)本会は、「医療問題支援 林檎の会」とします。
2)英語表記は、次とします。
Apple Medical Malpractice Support Association for victims and families
3)英語表記の頭文字をとり、略称をAMMSA「アムザ」とします。
第二条 所在地
1)所在地は、次に設置します。
(略)
第三条 目的と活動
1)本会は、医療過誤が疑われる、訴訟前、訴訟中、訴訟外の事案について、医療的および法的側面からの調査を行い、相談者に資料や意見の提供を行います。
2)本会は、真実の追究を試みると同時に患者や家族の心理的充足を目指します。
3)本会は、医療や法律情報を蓄積し、ネットワークを構築することによって《医療−患者》関係の社会的発達を促進します。
4)本会は、医療過誤事件における、裁判外交渉の法的整備や無過失保障制度、あるいは健康保険制度、医療の労働環境や病院経営、患者への啓蒙等、司法や行政のさまざまな医療課題に対し、積極的かつ広範な問題提起を行っていきます。
第四条 組織構成
1)本会は、 理事、監事、参事、協力会員からなります。
2)理事は本会の中心として活動を行い、参事はこれを補佐します。協力会員は任意に活動に協力し、監事は活動内容や会計の監査を行います。
3)理事による理事会は、全ての意思決定を行います。
4)調査や意見は、事案ごとに、理事、参事、協力会員によって構成します。
5)参事は、医師、看護師、臨床検査技師、病院事務等の医療関係者から、また弁護士、司法書士、退官判事等の法曹関係者からなり、各員の専門を生かした調査や意見を行います。
第五条 運営
1)活動事案は、理事会が決定します。
2)事案は、必要に応じて理事と参事が連携して取り組みます。
3)本会が得た医療過誤問題への知見は、守秘義務に配慮しつつ公開し、社会の共有財産としていきます。
4)財源は、理事会費やアムザ基金への寄付金による基金を活用します。
5)アムザ基金の賛助会員を設定します。
6)本会は、原則的に、医師や弁護士の紹介を行いません。
7)本会は、原則的に、裁判への直接の関与を行いません。
8)本会は、裁判所に提出する書面の作成提供を行いません。
9)自由な意見を確保し、不当な不利益を回避するために、協力する医師等の医療関係者の名簿は非公開とします。
9)全名簿閲覧権は、理事、参事、監事が持ち、協力会員および賛助会員、相談者は名簿を閲覧することができません。
第六条 規約の改正
1)随時、理事会の合議にて行います。
付記 この規約は、2009年10月22日より施行する。
2012年8月12日改訂。
アムザ基金へのカンパのお願い
アムザ基金へのお志しを受け付けております。
皆様からのお心遣いはとても励みとなります。
ゆうちょ銀行
記号 12110
番号 37056141
加入者 林檎の会
※「リンゴの会」「りんごの会」でも可。
他銀行からの振込の場合
ゆうちょ銀行
(支)店名 二一八(ニイチハチ)
預金種目 普通預金
口座番号 3705614
口座名 林檎の会
どうぞよろしくお願い申し上げます。
領収書をご希望の方はメールにて連絡ください。
活動参加の呼びかけ
本会を一緒に作りあげてゆける協力会員を募集しております。
情報提供ができる元原告、助言を頂ける医師、看護師、臨床検査技師、医療事務等の医療関係者、弁護士、退官判事、司法書士等の法曹関係者を、全国から募集しております。
協力会員も無報酬ですが、会費や寄付等の義務はありません。是非とも連絡を下さい。
やれる範囲のことを、やるだけのことです。